旅行記
一覧
TOKYO UNDERGROUND
東京ジオサイトプロジェクトのトンネルウォークに参加した。日比谷から虎ノ門までの地下40メートル地点にある、長さ1.5キロほどの巨大なトンネル(共同溝)を歩くイベント。 前に畠山直哉さんの『Underground』や、内山英明さんの『JAPAN UNDERGROUND〈2〉』......
北京旅行記 – 5 食べたものなど・おわりに
北京人と食事 私が学校で北京語を習っていたとき、中国人である講師が「わたしたちは生活が貧しくても食事はしっかり取ります。おいしいものが食べられれば、それで幸せなのです」と言っていた。 そしてよく中国人は、翼のあるものは飛行機以外、四歩足のものは机以外、なんでも食べると......
北京旅行記 – 4 観光名所のことなど(下)
万里の長城と男坂 万里の長城は、北京の北部から東北部にかけての山岳地帯に、まるで龍のようにうねうねと設けられている。ご存知のとおり、この長城は、北方の騎馬民族や他国の侵入を防ぐための城壁で、紀元前に各地につくられ、それらを秦の始皇帝がつなぎ合わせて今日に至る。 一口に......
北京旅行記 – 3 観光名所のことなど(上)
名所めぐりの前に 最近の北京は、政策のもとに模範都市としての開発が盛んで、いろいろなところが工事されている。古い集落や民家が取り壊され、地下鉄、高速道路、高層ビルなどが次々につくられている。 そのため経済的にも発達したが、都市と農村の経済格差はひどくなり、日本円にして......
北京旅行記 – 2 買いもののことなど
買いものとぼったくり デパートや商店以外の市場は、価格表示のないオープンプライスが多い。店員は客の様子を見て値段をつり上げにくる。こちらが日本人だとわかると、10倍くらいは余裕でふっかけてくるので、自然と値切る術も身につく。 中国の通貨は元で、1元はだいたい15円。買......
北京旅行記 – 1 はじめに・ホテルのことなど
はじめに 安値で長期間の旅行を捜して、3月6日~12日までの北京ツアーに決めた。このツアーは2日目の北京ダックの夕食をのぞいてほかは自由。行ったのは私と連れのふたりで、ともに英語には明るいが北京語はまるでダメ。確実に知ってる北京語は「再見」と「謝謝」、そして「牛肉麺」くらい......
記念写真を撮る人たち
ひとが記念写真を撮りたがるのはどうしてだろう。 自分がその場所にいたことの証明 誰かに見せびらかすため なんとなく条件反射で これら理由は、ぼくにとってたいした意味はない。だから記念写真は進んで撮ったためしがない。誰かの撮った記念写真も、その多くは、どこか奥......
ブシェーミ in パリ
’99年の夏、パリの街にはいたるところにスティーヴ・ブシェーミの看板があった。ブシェーミといえば、超大作に顔を出したかと思うと、よくわからないB級映画で怪演していたりする俳優だ。 私は好きだが、人気があるのかは知らない。たぶんない。 看板の右下に赤字でH&Mと書い......