アニメ・映画など 一覧

ドラえもん のび太の道具問題

ドラえもん のび太の道具問題

映画ドラえもんの歴史をひとことで言えば「いかに道具を使わせないか」である。 未来の道具は便利すぎるために、あらゆるピンチや逆境が成り立たない。たとえば、たいていの物理的な障害は、どこでもドアとビッグライトで解決してしまう。どこでもドアの便利さは言うまでもないだろう。またビッ......

記事を読む

『赤毛のアン』――刈入れどきを待つごとく

『赤毛のアン』――刈入れどきを待つごとく

高畑勲監督のテレビアニメーション『赤毛のアン』は、広い意味での「変化」を描いている。その「変化」は肉体的・精神的な成長、人間関係、心情、生活習慣、四季のうつろい、誕生と死、などである。それらは「ゆるやかな変化」と「劇的な変化」に大きくわかれる。そもそも原作がそういうつくりをしてい......

記事を読む

映画『太陽』

映画『太陽』

吉祥寺バウスシアターでアレクサンドル・ソクーロフ監督の映画『太陽』を見てきた。混雑を予想して上映30分前に着いたが整理券は50番台。映画館は若者からお年寄りまでのはば広い客層でごったがえしていた。 『太陽』は映画的としか言いようがない映画だった。あまりにも映画的すぎるために......

記事を読む

『人狼』のイメージの連鎖とレイアウト技術

『人狼』のイメージの連鎖とレイアウト技術

どうやったら『人狼』みたいな作品はつくることができるのでしょうか。ここでは主にイメージの連鎖でそれを追ってみたいと思います。 イメージの連鎖とは何か。映画は、豊かな意味を持つイメージがぶつかり合い、意味を連鎖的にかけ合わせていく表現形式です。そのイメージの連鎖からはあらゆる......

記事を読む

アニメにおける手の表現について

アニメにおける手の表現について

『涼宮ハルヒの憂鬱』のライブ場面は「手」に注目すると面白い。顔は骨格のないアニメキャラを無理やり動かしたせいで、ありえない位置にほうれい線が浮かぶなどして絵的に崩れているが、「手」はちがう。アニメの「手」は「顔」と比べて、けっこう自由な表現ができる特別なものなのだ。 『フリ......

記事を読む

アニメにおける乳房の表現について

アニメにおける乳房の表現について

『涼宮ハルヒの憂鬱』を見ていて思ったのだけど、アニメで描かれる女性の乳房は、水風船やゴムまりみたいに見える。どれだけうまいアニメーターが描いても、現実にある乳房の魅力とはちがうものが表現されてしまう。これはなぜなのか。 現実にある乳房の魅力を考えてみよう。たとえば大きいJカ......

記事を読む

アニメーションのエロスとタナトスについての補足とまとめ

アニメーションのエロスとタナトスについての補足とまとめ

先日書いた「アニメーションのエロスとタナトス」があちこちでリンクされたようでアクセス数が倍増してます。ところが、わたしが無理やり単純化して書いたために誤解された方がいらっしゃったようなので、ちょっと補足します。 *** 宮崎駿さんは単純に「エロスの演出家だ!」と決めつ......

記事を読む

アニメーションのエロスとタナトス

アニメーションのエロスとタナトス

石ころでも紙に描かれた絵でもなんでもいいんですが、それが動くとまるで生きてるように見えます。簡単な丸の絵をいっぱい描いてパラパラアニメにしてみましょう。そのぶよぶよ動く様子は、まるでミジンコのような原始の生命を感じさせます。 そいつが知能をもって、物語のなかで恋に悩んだり、......

記事を読む

宮﨑駿と「触ること」、宮﨑駿的な瞬間とは

宮﨑駿と「触ること」、宮﨑駿的な瞬間とは

ピザを注文したらアニメのプロモーションDVDが付いてきた。まったく思いがけない付録だったが、『ハウルの動く城』と『風の谷のナウシカ』と『天空の城ラピュタ』と『となりのトトロ』などのトレーラーが入っていたので、どれどれと見てみた。 トトロはこうやってぶつ切りの映像で見ると、い......

記事を読む

『しとやかな獣』、『真田風雲録』、『女は女である』

『しとやかな獣』、『真田風雲録』、『女は女である』

急ぎの仕事がない土曜日だ、さあだらしなく生活するぞ、と早起きして近所の映画館ラピュタ阿佐ヶ谷に行く。見たのは川島雄三『しとやかな獣』、加藤泰『真田風雲録』、ジャン・リュック・ゴダール『女は女である』の三本。 『しとやかな獣』は、舞台脚本っぽいセリフの多いブラック・コメディを......

記事を読む

スポンサーリンク
1 2