北京旅行記 – 1 はじめに・ホテルのことなど

はじめに

安値で長期間の旅行を捜して、3月6日~12日までの北京ツアーに決めた。このツアーは2日目の北京ダックの夕食をのぞいてほかは自由。行ったのは私と連れのふたりで、ともに英語には明るいが北京語はまるでダメ。確実に知ってる北京語は「再見」と「謝謝」、そして「牛肉麺」くらいである。

北京へは上海の空港を経由した。上海での乗換えは、入国審査カードを書いたり、搭乗口までの道順を調べる必要があって、基本的な英会話を知っていて助かった。空港の係員でも日本語はまるっきり通じないんである。

中国の空港は、いずれも見つけにくいところに喫煙室があった。中国国際航空の機内も禁煙である。どこの国でも喫煙者はつらいサービスが待っている。

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いざ出発

到着とホテルのことなど

北京に着いたのは現地時間で22時ごろ。日本と中国の時差は1時間で、日本が正午なら中国は11時になる。空港から出るととても寒く、ガイドによると今月は三度ほど雪が降ったらしい。ついでに北京観光は10月ごろがピークで、この時期はオススメでないことも聞く。なんでも率直にしゃべるガイドである。

ホテルに向かう途中、道路には広告の看板が少なかったが、イルミネーションは豪華だった。ホテルやレストランから、寺や神社まで、夜になるとうるさいほど輝きだす。

泊まったホテルは『地球の歩き方 中国』にも載ってる三つ星の新北緯飯店。最近になって改装されたらしく『地球の歩き方 北京』には旧名の天橋賓館になっている。ここには日本風のカラオケ・バーや中華レストランがあり、地下で土産を買ったりマッサージを受けることもできる。

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泊まったホテル

ホテルの部屋はきれいだったが、細かいところを見ると雑なつくりがわかる。冷蔵庫のコーラは、スーパーで買えば2元のところが13元(195円)。中国はこのように、どこでもサービス料が高く、そのためチップは必要ないらしい。

ところが地下で垢すりマッサージを受けたところ、ボーイからチップを要求された。勝手がわからないので1元札を出したら、ボーイは「ちがう」と首を振り、財布をいじっていると10元札を指差すので、しぶしぶあげた。歴史の深い中国には、このような例外もまた存在するんである。

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ホテル室内

部屋の浴室にあるシャワーは、水の本数が数えられるほどの勢いしかなかった。一日の疲れを癒す入浴が取り上げられると精神的につらい。五つ星ホテルなら滝のようなシャワーだろうと何度も想像したものだ。しかし、こんなことでへこたれているようでは中国旅行など四千年早い、と自分に言いきかせる。

ここのホテルは日本語の通じるスタッフが多く、おかげで両替やチェックイン・アウトもすんなりだった。ところが一歩外に出ると、観光地のくせに日本語はおろか英語すらままならない環境にはおどろいた。

ホテル地下で足つぼマッサージを受けたとき、女性スタッフに「ちんちんマッサージあるよ?」と訊かれたが、北京人の基本的な語学力は、この「ちんちん(日本語)」と「マッサージ(英語)」に集約されていると言っていいだろう。

結局、そのちんちんマッサージは丁重にお断りしたが。

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ホテル室内

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