ぼくらは少年演出家
twitter-log 子育てとシンデレラ
- 2008/03/15
子育てとシンデレラ:霊長類は「身内びいき」する。ニホンザルは毛づくろいの時間が血縁かどうかでちがう。ベルベットモンキーは緊急時に近縁のものから助けに向かう。チンパンジーは血縁でグループになって地位を争う。さて、ヒトはどうか? - 2008/03/15
子育てとシンデレラ:デイリーとウィルソンの研究によれば、実の親と義理の親では、子育てへの投資がだいぶちがう。ここでも「身内びいき」があるのだ。養子縁組が一般的に行われるドミニカでの調査では、義理の親と生活する子供はストレスホルモンのコーチゾルが高いことが報告された。 - 2008/03/15
子育てとシンデレラ:世界中にバージョンちがいの『シンデレラ』が存在するのは、生物学的なヒトの子育て投資、そして血縁かどうかに敏感に反応する感性・身体が、その理由かもしれない。
補足:以上は内田亮子『人類はどのように進化したか』より。
twitter-log 銭湯
- 2008/03/10
銭湯:月に一回くらい行くのだけど、けっこうどの銭湯でも、常連どうしの小さなコミュニティができている。多いのはタクシー運転手。そして無職の人々。 - 2008/03/10
銭湯:彼らは湯船でも脱衣所でもロビーでも、ずっとおしゃべりしている。天気がどうだとか、マラソンのQちゃんがどうだとか、そういう話を。聴くともなく聴きながら、ふと「コミュニケーションに飢えている」のかも、と思った。
twitter-log 葬儀のあれこれ
- 2008/06/21
世界にはいろいろな葬儀がある。古代では、蝋で死体を固めるバビロニア。ミイラにするエジプト。積み薪で火葬するギリシア・ローマ。マトンと共に料理して食べるイスラーム神秘主義の修道者。死体を皮袋に入れて木から吊るすコルキスの住民。死体を白い壁土で覆ってガラス台にはめ込むエチオピア。 - 2008/06/21
近代では、死体を塔に吊るして猛禽に食べさせるゾロアスター教徒。死体の顔に絵の具を塗るアメリカ・インディアン。小屋に遺骨を吊るすブラジル。王の皮膚に砂をつめるヴァージニア土着民。祖先の骨を粉末にして酒に入れるオノリコ川流域。死体を切り刻んで陶器の鉢に貯蔵しておくバレアレス諸島。 - 2008/06/21
ジョン・マクマナーズ『死と葬儀(1981)』では、壷に死者(骨)の灰をうやうやしく保存する日本の風習は、全世界の各地に見られる奇習のひとつに挙げられている。
補足:以上は山折哲雄『死の民俗学―日本人の死生観と葬送儀礼』より。
アニメ『川の光』が地上波で再放送されます
- 2009-07-07 (火)
- アニメ
6月20日に放送され、6月28日にBS2で再放送されたアニメ『川の光』ですが、地上波での再放送も決定しました。
2009年7月20日(月)総合テレビ
午前8時35分~9時57分
(短縮版メイキング付き)
視聴者の方々からたくさんの反響をいただき、短期間のうちに三回も放送されることになったようです。制作者のひとりとして、これほどうれしいことはありません。みなさま、ありがとうございます。
番組の投稿フォームではひきつづきご意見・ご感想を募集しております。投稿フォームはこちら。
75分のアニメじゃもの足りない、という方は原作の小説をぜひどうぞ。
NHK長編アニメーション『川の光』が放送されます
- 2009-06-18 (木)
- 雑記
久しぶりの更新になります。
私が監督を務めました長編アニメ『川の光』が、今週の土曜、6月20日の19時30分からNHKで放送されます。公式ホームページはこちら。
作品をご覧になった感想などがありましたら、ぜひ番組の投稿フォームからお送りください。投稿フォームはこちら。たとえば「平川監督はその域に達していない」などの手厳しいご意見もありがたく頂戴いたします。
珍しい誤植を見つけた――『カラス狂騒曲―行動と生態の不思議』
今泉忠明『カラス狂騒曲―行動と生態の不思議』を読んでいたら珍しい誤植を見つけた。

こういう派手な誤植はいままでに見たことがなかった。ちょっとうれしいので、とりあえず、
報 告 し て み た 。
この『カラス狂騒曲―行動と生態の不思議』はたくさんの研究書をもとに、カラスの種類、行動、身体、生活、人間との関係を手際よくまとめた一冊。1988年に出版された唐沢孝一さんの名著『カラスはどれほど賢いか』より研究は進んでいて、とても楽しく読んだ。
参考文献にwebページが挙げられていたのでリンクしておく。
The Animator Formerly Known as …
胸元がV字に大きく開いているトレーナーを着ていたら、同居人から「おい、セワシ君」と呼ばれた。先日は「おい、ダメ太郎」、さらに前には「おい、おまる」と呼ばれた。もちろんすべてに返事をした。
わたしを呼んでいるとわかれば、どんな名前で呼ばれても返事をすることにしている。しかし、たとえば「おい、大鶴義丹」のような中途半端にウケをねらったようなものには絶対に返事をしない。もし緊急の用事であっても、絶対に、である。
この差はわずかだが、そのゆずれない一線にこそ、わたしがあるのではないかと思っている。
素晴らしき哉、字幕!
翻訳研究者・翻訳家の大久保ゆうさんが、フランク・キャプラ監督『素晴らしき哉、人生!』に日本語字幕をつけてフリー公開しております。すばらしいこころみですし、またすばらしい映画なので、ぜひご覧ください。
上野動物園に行く
- 2008-05-07 (水)
- 雑記
ゴールデン・ウィークの最終日は同居人といっしょに上野動物園へ行ってきた。
この日は暖かかったこともあって、ゴリラや虎などは日陰でぐったりしていた。カバはずっと水のなかに入ったままで、たまに鼻を出して呼吸をするぐらいだった。動物園というと、だいたいこのようなものだというイメージがある。人気のありそうな動物にかぎって映像で見る印象からはほど遠い姿をしている。
うってかわって鳥類はみんな元気だった。ハチドリ師匠は客の前で見事なホバリングをかまし、ツル師匠はつばさを広げ、ハシビロコウ師匠は沈黙を守り、カラス師匠はせっせとエサを盗むなど、サービス精神にあふれていた。

パンダの場所にはたくさんの花束と似顔絵が飾ってあった。これからパンダはどうなるのか、日中関係ともども注目していきたい。

以前の日記を書いたときに、Wikipediaのツチブタ画像にめろめろになった。上野動物園にもツチブタがいるとわかり、じっくり見てきた。

ツチブタは夜行性なので、エサの時間にならないかぎり、まず姿を現さない。エサの時間になると係員がケージの中央にエサ箱を置き、ツチブタを連れてくる。客はケージの前にたくさん集まってきて、写真を撮ったり、口々に「かわいい」とほめたたえあっていた。人気があるようでうれしかった。
ツチブタのケージだけ地面がぼこぼこに掘り返されていて驚いた。きっと暗くなったら大暴れしているんだろう。ういやつだ。






