書籍 Archive

twitter-log コロコロコミック

  • 2008/03/31
    のむらしんぼさんが現役で漫画を描いていると知って(読んで)驚いた。『コロコロ1』にて。
  • 2008/08/29
    一昔前の少年誌コロコロだったら『メタボーイ!』という太った主人公のギャグ四コマ漫画が連載されていただろうが、さすがにこのご時世では無理か。もちろんモンスター・ペアレントも登場するような。
  • 2008/08/29
    戦後のものがない時代と飽食の時代の世代間闘争を描いたのが『つるピカハゲ丸』である。

つるピカハゲ丸ベストセレクション 上  てんとう虫コミックスライブラリー版

twitter-log サザエさん

  • 2008/12/26
    二人の子供を前にして、魚屋が「二匹も買えないから頭つきで二枚におろした」と鯉のぼりをひらきにして吊るす。この漫画『サザエさん』のネタに大いに笑い、深く感動した。
  • 2008/12/30
    漫画『サザエさん』は面白い。波平とフネがシーソーに乗って遊ぶコマで、フネは両足をそろえて座っていたりして、和服だからよく考えればそうなんだけど、なるほどと思った。サザエに服装を気をつけなさい、と叱るフネの「男の目をスパークさせます!だからショートパンツというんです!!」に笑った。
  • 2008/12/30
    さ~て LUSH のサザエさんは? マスオです。風呂場で見つけた石鹸の名前におどろきました。ワカメもお年頃になったら使うんでしょうかね。さて次回は「天使の優しさ」「ゴスの聖書(バイブル)」「ヴィーナス誕生」の三本です。来週もまた見てくださいね。ぶくぶく。

補足:わたしの師匠である原恵一さんのおすすめで漫画『サザエさん』をこつこつ集めて読みはじめた。

サザエさん (1)

twitter-log 文学など

  • 2008/06/28
    石原慎太郎『太陽の季節』のように、男性器で障子を破るのは意外に難しい。痛んでない限り障子はなかなか堅いのだ。男性器の先が濡れている場合は別である。
  • 2008/07/05
    ドグラ・マグラ目覚まし:アラーム音は「ブウウ――ンン」と「チャカポコ」が選べる。寝ている間に気持ち悪い詩が朗読され、進化の過程を再現した夢を見ることができるという。オープンプライス http://tinyurl.com/25vu9g
  • 2008/07/25
    あめゆじゅ(精子)とてちて(手で出して)けんじゃ(賢者タイム)
  • 2008/10/15
    “ええケツの朝” に一致する日本語のページ 4 件
  • 2008/08/05
    泣いた赤塚:心優しい赤塚は人をお茶に誘うが信用してもらえない。そこで青塚にアイデアをもらった。青塚が村を襲い、赤塚がそれを助ける作戦はみごとに成功。赤塚は人と仲良くなったが、青塚は作戦がばれないよう、ひっそりと姿を消す。青塚は「これでいいのだ」と書き残し、赤塚はしくしくと泣いた。
  • 2008/08/16
    かしゆかこと梶井基次郎です! のっちこと夢野久作です! あ~ちゃんこと坂口安吾です! 三人合わせて Perfume です!!
  • 2008/09/08
    “ラフカディオhaaaan!!!”の検索結果 8 件
  • 2008/09/08
    “ドスト・A・スキー”の検索結果 7 件
  • 2008/09/12
    阿佐ヶ谷のベローチェで、高橋源一郎そっくりのお婆ちゃんがたっぷり一時間以上かけてコーヒーゼリーを食べていた。なぜか文学的だと思った。 http://tinyurl.com/5mx3dm
  • 2008/09/25
    夫は妻が欲しがっていた鼈甲の櫛を買うために懐中時計を質に入れる。妻は夫の懐中時計を吊るす鎖を買うために髪を切って売ってしまう。貧しい夫妻はプレゼントのすれちがいにこの世の無常を感じ、巡礼の旅に出る――オー・ヘンロー『賢者の贈り物』より
  • 2008/11/10
    “つかまえ亭ライ麦”との一致はありません。たぶん落語「碁どろ」とか「だくだく」とか演じるとうまいと思う。
  • 2008/11/10
    “ライ麦畑で通貨安定”との一致はありません。
  • 2008/11/30
    “阿Qが正史する日”との一致はありません。
  • 2008/12/14
    “デウスエクス牧野”の検索結果 4 件。たぶん牧野さんの「鶴の一声」には破壊力がある。
  • 2008/12/26
    “寒波寝る裸”の検索結果 10 件。「僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない」 「寒いなら服を着なよ」
  • 2009/06/15
    “老人はけいおん!の夢を見ていた”との一致はありません。
  • 2009/06/30
    「ある朝、グレーゴル・ザムザがなにか気がかりな夢から目をさますと、自分が寝床の中で一枚の巨大なふとんに変わっているのを発見した。」――フカフカ『変身』の冒頭より抜粋
  • 2009/07/07
    “ウンベルトA子”の検索結果 7 件中 1 – 7 件目 (0.14 秒) 。”ウンベルトF子”との一致はありません。これはあまりにも少なすぎる。
  • 2009/07/18
    “むこうだ邦子”の検索結果 6 件。”こっちだ邦子”の検索結果 4 件。”あっちだ邦子”の検索結果 3 件。”どっちだ邦子”との一致はありません。

twitter-log サイエンスなど

  • 2008/03/09
    アポロ12号:史上初の月面からのカラー放送をする予定が、映写機にトラブルが起こる。地上の何億という人が近代科学の勝利を目の当たりにし、かたずを飲んで見守っているなか、ヒューストンの管制センターは指示を出した--機材を蹴っとばすか、ハンマーで叩いてみろ。
  • 2008/04/04
    藤子不二雄のSFが「すこしふしぎ」なのは、実はその時代の科学を描けないからではないか。たとえばドラえもんはアシモに会うことができない(科学者はドラえもんを分解したくなるだろう)。
  • 2008/05/16
    味覚の研究では「うまみ」は共通語らしい。英語でそれに相当する言葉がないため、日本語をそのままローマ字にした”umami”が使われる。
  • 2008/05/19
    酸性雨に「ありがとう」と語りかける。
  • 2008/05/26
    遠藤秀紀『遺体科学の挑戦』が面白い。動物の「遺体に知を語らせる」そして「遺体を未来へ引き継ぐ」。比喩的・物理的に遺体を焼き捨てることに徹底して反対する。これは知的な構えとしてもすばらしい。
  • 2008/05/22
    チーターの遺伝的多様性の少なさは、約1万年前に個体数が急激に減ったことが原因らしい。ある説によればわずか8体にまでなったそうだ。生物学では、個体数が減りすぎると回復できず絶滅の一途をたどるというが、意外にもチーターは、生命のいとなみは、しぶとかった。
  • 2008/06/04
    そのうち脳の計測器が小さく安くなって、ロリコン写真や絵にぴくりと反応しただけで逮捕される世界になりますよ。
  • 2008/06/05
    「BSゴリラ夜話」ゲストはもちろん山極寿一。
  • 2008/06/07
    生態・進化・解剖と動物に関する本を読み漁っているんだけど名著ばかりで驚いた。その理由はどの本も「長期間の観察」をしていることだと思う。短くて10年。長くて数千年(積み重ねの結果)。ブログじゃありえないことだ。
  • 2008/06/17
    カラス本で興味深かったのは鳥の視覚と色についてだった。カラスは単純な黒ではなく、見る角度や光の加減によって色が変わる玉虫色をしている。カラスの眼球には油膜がはっており、おそらく「カラスはお互いをカラフルな姿で見ている」。
  • 2008/06/28
    乳牛のホルスタインは世界120ヶ国に10億頭ほど分布しているが、遺伝子的に均一で多様性が少ないらしい。つまり適応性も均一なので気候変動やウィルスなどで一気に絶滅する恐れがあるという。ヴォイニッチの科学書より。メインはスバールバルの種子保存施設の話題で面白かったです。
  • 2008/07/04
    『えっちなのはいけないと思います、ファインマンさん』
  • 2008/07/04
    夜の物理学をマスターした。
  • 2008/07/08
    科学の基準は大きく5つ(1)観察可能であること(2)実験可能であること(3)反復可能であること(4)予測可能であること(5)一般化可能であること。いまのところ認知科学や脳科学などはこの5つにあてはまらず、科学的とは言い難い。しかし未来の科学の可能性はここにある。
  • 2008/07/31
    バナナ(Cavendish種)が絶滅しそうらしい。ホルスタインと同じく遺伝的多様性がなく菌の拡大に対応できないとのこと。戦後に高級だったBigMike種はすでに絶滅している。1000種のうち、またいずれかが流通するだろうが、バナナは世代ごとに味の好みが変わる食物になりそうだ。
  • 2008/08/06
    ブライアン・メイが天体物理学の博士号取得のための論文を出版。これがほんとの「プリンス・オブ・ユニバース」やー。http://wiredvision.jp/news/200808/2008080621.html
  • 2008/08/17
    BBCによるとイギリスで生態系を破壊するほどザリガニが大量発生しているらしい。見つけたら捕獲&殺害を呼びかけているとのこと。これは映画になる!恐怖ザリガニ軍団!http://tinyurl.com/5w6fuu
  • 2008/08/21
    利潤追求の新天地が少なくなり、企業が互いを買収しあうこと。アルファブロガーにネタを食いつくされ、面白い記事や画像をリブログでまとめて衆目を集めること。バクテリアが有機物を分解し、分解するものがなくなると最終的には共食いして消滅すること。人や人工物は自然のふるまいをなぞるようだ。
  • 2008/09/09
    素粒子物理学のブログを読んでから映画のブログを読んだら「原節子」という単語にぐらぐらした。クオリアのたたりじゃ!
  • 2008/09/09
    ネアンデルタールとヒトの先祖の技術は「同レベル」だった http://tinyurl.com/5efxcj 技術・認識力で劣っていたから絶滅したわけではない、という学説。石やツノの加工品は出土するが植物性は残らないわけで、まだまだ新しい発見があるだろうと思う。こういうのは面白い。
  • 2008/09/28
    F1の最新鋭テクノロジーの轟音を聴きながら、恐竜の鳴き声のことを考えている。
  • 2008/10/01
    プレーリードッグを飼うとやみつきになる、という話を聞いた。彼女によるとプレーリードッグは野生が残っていて、犬や猫のような主従関係にはならないらしい。あくまで独立した個人(動物)として同居するような感覚だという。そういうペットとの関係、そして愛し方もあるのだと新鮮に感じた。
  • 2008/10/10
    ノーベル物理学賞の受賞者を見ると、みんな髪型がだらしない。益川敏英さんは正面ではふつうに見えるが、後ろ髪がねぐせで立ってたりする。これはアインシュタイン以来の伝統を受け継いでいるのだと思った。
  • 2008/11/27
    ドレッド・ヘアを見ると「光合成できそう」と思う。
  • 2008/12/03
    http://tinyurl.com/6pvbbj これはすごい。亀の祖先の最古記録は、ドイツのプロガノケリスが150年ぶりに更新されて、同じドイツのプリスコケリスだったと記憶しているが、それがさらに更新されて、中国でオドントケリスが発見されたらしい。しかも甲羅がない!
  • 2009/01/09
    大吉(5点)、中吉(4点)、小吉(3点)、末吉(2点)、吉(1点)、凶(-3点)、大凶(-5点)とおみくじに得点をつけて、100回引き、統計的に運勢を割り出す科学者。友達になりたい。
  • 2009/06/29
    TBSラジオはLife人気にかこつけて、「かがく系トークラジオ Nature」をやってほしい。森山和道さん(@kmoriyama)、北村雄一さん、中西貴之さんなどなどを集めて、ガチのサイエンストーク。面白そう。
  • 2009/06/30
    氷の状態が悪くエサを取りに行けないとき、ペンギンの親は自らの体重維持のエサを節約して子に与える。ここまでは人間的なドラマである。しかし氷状がさらに悪化した場合は、子を「見殺し」にして親は自らの延命をはかる。長期的にはその方が種の生存に有利だからである。
  • 2009/06/30
    極地に生きるペンギンの生態は人間的な道徳倫理ではかれず、とても面白い。以上は『ニッポン南極観測隊 人間ドラマ50年』の第6章「ここまでわかったペンギンの生態」より。

遺体科学の挑戦 ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫) カメのきた道―甲羅に秘められた2億年の生命進化 (NHKブックス) ニッポン南極観測隊 人間ドラマ50年

twitter-log 映画『コッポラの胡蝶の夢』とミルチャ・エリアーデの生涯

  • 2008/09/04
    映画『コッポラの胡蝶の夢』を見た。まちがいなく最高傑作だ。ポニョ、スカイクロラ、ダークナイト、インディ、すべて吹き飛んだ。
  • 2008/09/04
    ヌミノーゼ(オットー)、ヒエロファニー(エリアーデ)、二真理説(チャンドラキールティ)、万物斉同(荘子)、シャマニズム、憑依、輪廻、四刀論法、アフロ・アジア語族、セム語族、ベルイマン、エリセ、ドライヤー、ブニュエル、ゴダール……ひとつでも気になったら『コッポラの胡蝶の夢』は必見。
  • 2008/09/04
    そうか。書いていてわかったが、『コッポラの胡蝶の夢』は、私のためにつくられたような映画だ。画面から言葉を超えた情報が、表現が、あますところなく伝わってくるその官能にただひたすら溺れた。http://www.kochou-movie.jp/index_r.html
  • 2008/09/04
    原作の「若さなき若さ」は『エリアーデ幻想小説全集第3巻』に収録されている。短い短編なので読んでから映画を見ると理解しやすいし、いままでの延長線上にありながら新機軸でもあるコッポラの官能的な演出すなわち「ずれた鏡像」の充実ぶりがよくわかると思う。

補足:あまり評判になっていないのが悲しい。面白い映画だと思う。
コッポラの胡蝶の夢 スペシャル・エディション(2枚組) [DVD] エリアーデ幻想小説全集〈3〉1974‐1982

  • 2008/09/04
    エリアーデは1907年にルーマニアの首都ブカレストに生まれた。12年にバルカン戦争、14年に第一次大戦があり、この時期のブカレストはドイツ・オーストリア連合軍によって占領されている。そんな戦争つづきの幼少期を過ごす。1925年にブカレスト大学哲学部に入学。
  • 2008/09/04
    エリアーデは大学で中世哲学の教授ナエ・イオネスクに師事した。S.N.ダスグプタの『インド哲学史』に影響され28年にインドに留学。ダスグプタに師事するも、30年に娘マイトレーイとの恋愛が発覚して追放される。その後、西部ヒマラヤ山脈でヨーガの修行をした。32年に帰国、兵役に就いた。
  • 2008/09/04
    エリアーデは翌年に小説『マイトレーイ』を発表、評判となった。恩師イオネスクが逮捕されるまで、エリアーデも評論を通じて鉄衛団の活動に支持し、当局に拘束されて数ヶ月にわたって取調べを受けた。大戦が終結すると、共産主義化した祖国を捨て、難民としてパリで生活をはじめる。
  • 2008/09/04
    エリアーデは以前から研究に注目していたデュメジルの斡旋で、高等研究員として講義をはじめた。パリでの亡命学者生活は56年までつづく。パリ滞在中にたびたびスイスのアスコナを訪れ、ユングやキャンベルらと交流。
  • 2008/09/04
    エリアーデは49年にデュメジルらの推挙で『宗教学概論』『永遠回帰の神話』を出版。宗教学者神話学者として注目を集める。56年にシカゴ大学に客員教授として招かれ、翌年には正式に教授となった。世界的な名声に包まれ86年にシカゴで没する。以上wikipediaより詳しいエリアーデの生涯。
  • 2008/09/04
    直感で走る拙速の兎学者と、実証で歩む遅巧の亀学者でたとえると、エリアーデは明らかに前者だろう。彼の反歴史主義的な神話学はルーマニアの戦争体験が色濃くて学問的にアウトだし、彼のデータではなく思弁にたよる宗教学は現象学的で、どちらかと言えば神学・宗教哲学に軸足を置いたものだった。

twitter-log 小説『アインザッツ』の寸評

補足:山本寛さんによる小説『アインザッツ』は、雑誌アニメディアで好評連載中。以下は第一話を読んだ寸評である。

  • 2009/07/17
    山本寛さんの小説『アインザッツ』の感想がぜんぜん見つからないですね。みなさん、読まれましたか? 映画史とかアニメ史とか言うわりに文学史への配慮は感じられないなぁ、という感想を私はもちました。もしかした私の知らないライトノベル史に配慮してるのかもしれませんけど。
  • 2009/07/18
    迷ったが、小説『アインザッツ』について、少しだけ書いてみる。主に文章に注目した。内容には触れないのでネタばれにはならないと思う。
  • 2009/07/18
    「新緑」が七月では季節がずれている。文学的うんぬんというなら、たとえば「瑞葉」くらいの言葉が良いのではないか。また続いて「生い茂る樹々から零れ出る」の部分は、最後を「零れる」にした方が良い。このようなリズム感のない文は、著者に古語・漢文の素養がないことから生まれていると思う。
  • 2009/07/18
    地面の陽だまりに「革靴が飛び込み、その都度光の滴が四方に弾け飛び」とあるのに、数行後では「決して軽やかとは言えない足取りでとぼとぼ進んでいた」では、動作の描写がちぐはぐでつながらず、読者の頭の中の像が混乱してしまう。同様に「真紅の扉」→「薄い真紅の扉」も順番を逆にするべきだろう。
  • 2009/07/18
    「ガタ、と乱暴な音をさせ、建て付けの悪さを証明するかのように扉が閉まった」は失敗した翻訳文のようだ。これは「建て付けの悪い扉が閉まった」で良いのではないか。それにしても助動詞「ように」が多すぎる。
  • 2009/07/18
    「その真紅に興奮した闘牛のように、彼の表情がやにわに険しくなった」は意味不明。頭の「その」は何だろう? おそらく前文と合わせて「その真紅に興奮した闘牛のような扉をじっと睨んだ。彼の表情がやにわに険しくなった」ではないか。
  • 2009/07/18
    蛇は性器や性を象徴し、蛇殺し・竜殺しは去勢の意であるとも言われる。しかしこの小説では「猛蛇は去勢されたように」と、蛇そのものが去勢されてしまう。爬虫類にも交尾器はあるので、不可能ではないが、去勢という言葉は哺乳類にたいして使う方が自然だと思う。
  • 2009/07/18
    このユニークとも言える「猛蛇は去勢されたように」の数行前には「その猛蛇が生気を抜かれたように」とある。どちらか一方だけで良いのではないか。
  • 2009/07/18
    ほかにも気になる文章はいくらでも見つかるが、きりがないのでやめておく。小説『アインザッツ』は編集者による校正をうけていないように感じる。たとえば「!」と「?」の後の一字空きスペースが抜けている部分もある。これはテキストファイルならば置換ですぐに修正できる。
  • 2009/07/18
    批判ばかりも何なので、良かった部分も挙げておく。独りよがりな文体は、主人公の性格に合っていると思った。蛇、鷹のたとえは良かった。とくに蛇は、平松さんによる表紙絵でも五線譜がぐるりと体に巻きついているので、イメージ的につながる。そして、ある人物の顔を描かない挿絵にぐっときた。以上。
  • 2009/08/10
    発売日になったので、雑誌『アニメディア』を買ってきました。(ざわ… ざわ…)

twitter-log 初期仏教の涅槃と神格化

  • 2008/04/09
    『律蔵』と初期経典は、釈尊がベナレスで初めての説法を行った様子が記されている。その説法で五人の修行者は、釈尊と同じ涅槃に達したと書かれる。多くの仏教では、仏弟子は涅槃に達しえないと説くが、それは「後代の人々の空想や神学者のもったいぶった思弁にもとづく」と中村元は指摘する。
  • 2008/04/09
    仏弟子は涅槃に達しえないと説くのは釈尊の神格化のひとつでもある。釈尊はふつうの人と同じではない、だから釈尊の悟りは特別だ、というような。
  • 2008/04/09
    そういう意味では、橋本治の言う「ブッダの悟りは、我思うゆえに我あり、とほとんど同じ」という理解は多くの歴史をすっとばすことになるが一理ある。

補足:以上は中村元『釈尊の生涯』、橋本治『宗教なんかこわくない!』より。

釈尊の生涯 (平凡社ライブラリー) 宗教なんかこわくない!

twitter-log 西遊記の神話学

  • 2008/04/04
    『西遊記の神話学』読了。やられたー。悟空=ヘラクレス、観世音=アテナ、という風に『西遊記』はユーラシア大陸の神話伝説を吸収したものと論証した一冊。デュメジル三機能でいえば、F1祭祀が三蔵、F2戦士が悟空、F3生産が八戒と沙悟浄。さらにこの四人は『マハーバーラタ』五兄弟に通じる。
  • 2008/04/04
    西遊記の神話学:孫悟空の誕生はエリアーデの指摘する「最初の人間は石から生まれた」神話に通じる。さらに孫悟空の活躍は、ヒッタイトのウルリクムミ神話が元ネタになっている。
  • 2008/04/04
    西遊記の神話学:三蔵法師の誕生エピソードが興味深い。高貴な生まれだったが殺害を恐れた母が川に流し、下流で拾われて育ったのちに出家して三蔵と名乗る。これは旧約聖書のモーセと同じ。ついでに『どろろ』の百鬼丸とも同じ。

補足:有名な『西遊記』の成立をめぐる一冊で、とても面白かった。この本の著者は、ある中国への亡命者が祖国とその神話伝説を懐かしんで『西遊記』を書いたのではないか(大意)、と仮説を述べている。私は、聖書や仏典のように、たくさんの人たちが少しずつ『西遊記』を書きついでいったのではないか、と思った。

入谷仙介『西遊記』の神話学―孫悟空の謎 (中公新書)
目次:
アテーナーから観世音へ
女神の零落
天の纂奪者
パーンドゥ五王子
ヘルメース・プロメーテウス・ヘーラクレース
祭司・戦士・生産者
孫悟空と猪八戒
猪八戒はイノシシかブタか
『西遊記』の根元テーマ

『西遊記』の神話学―孫悟空の謎 (中公新書)

twitter-log 子育てとシンデレラ

  • 2008/03/15
    子育てとシンデレラ:霊長類は「身内びいき」する。ニホンザルは毛づくろいの時間が血縁かどうかでちがう。ベルベットモンキーは緊急時に近縁のものから助けに向かう。チンパンジーは血縁でグループになって地位を争う。さて、ヒトはどうか?
  • 2008/03/15
    子育てとシンデレラ:デイリーとウィルソンの研究によれば、実の親と義理の親では、子育てへの投資がだいぶちがう。ここでも「身内びいき」があるのだ。養子縁組が一般的に行われるドミニカでの調査では、義理の親と生活する子供はストレスホルモンのコーチゾルが高いことが報告された。
  • 2008/03/15
    子育てとシンデレラ:世界中にバージョンちがいの『シンデレラ』が存在するのは、生物学的なヒトの子育て投資、そして血縁かどうかに敏感に反応する感性・身体が、その理由かもしれない。

補足:以上は内田亮子『人類はどのように進化したか』より。

人類はどのように進化したか (シリーズ認知と文化)

珍しい誤植を見つけた――『カラス狂騒曲―行動と生態の不思議』

今泉忠明『カラス狂騒曲―行動と生態の不思議』を読んでいたら珍しい誤植を見つけた。

誤植

こういう派手な誤植はいままでに見たことがなかった。ちょっとうれしいので、とりあえず、
報 告 し て み た 。

この『カラス狂騒曲―行動と生態の不思議』はたくさんの研究書をもとに、カラスの種類、行動、身体、生活、人間との関係を手際よくまとめた一冊。1988年に出版された唐沢孝一さんの名著『カラスはどれほど賢いか』より研究は進んでいて、とても楽しく読んだ。

参考文献にwebページが挙げられていたのでリンクしておく。

カラス研究室
東京都カラス対策プロジェクト

44902052954122042194

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