武者修行

 六本木に遊びに行った。お目当てのジャズクラブは大混雑で、待ち時間をつぶしにお茶したら演奏も終わりごろになってしまい、そのまま酒を飲んで帰ってきた。六本木で飲むだけのぜいたくな遊び気分。

 六本木で飲んだといっても、さすがにおしゃれなバーやオカマなバーは気が引けたので、歯抜けのおとぼけ店長の仕切る居酒屋に行った。メニューの巨峰サワーのとなりに巨乳サワーがあるようなお店。

 その居酒屋でうさぎの肉を食べた。むかし読んだドラクエの小説で、主人公がうさぎをむしゃぶり食う場面にあこがれていたが、ついにその夢がかなった。炭火で焼いたうさぎの肉は、いっしょに注文した牛肉よりやわらかくてうまかった。うさぎを飼っているひとは、ぜひこのことを覚えておいてもらいたい。

 いままで六本木は金持ちとかキャバレーとか縁遠いイメージばかりだったが、この居酒屋のおかげで少しだけ六本木という町が好きになれそうだ。そういう意味で有意義な日だった。

 うさぎの肉と巨乳サワーに酔いしれつつ、ぼくとギロッポンの距離は短くなっていく。

カテゴリー: 雑記   パーマリンク

コメントは受け付けていません。