- 2008/12/22
一休宗純『狂雲集』:制戒。貪り看る、少年の風流、風流は是れ我が好仇なり。悔ゆらくは、錯って為人の口を開きしことを、今より後、誓って舌頭を縮めん。 - 2008/12/22
『狂雲集』私訳:いましめ。じっくりと見る、少年の華やかさ、華やかさはわたしの連れ合い[変わらない性格]だ。後悔することに、[私は]うっかり人を導いてやるなどと言ってしまう[性格な]ので、これからは、言葉に気をつけようと思う。 - 2008/12/22
『狂雲集』柳田聖山訳:自ら戒めることば。生命花やぐ少年を、飽くことなしに眺めていると、色好みこそボクの、よきつれあいと知る/残念でたまらぬのは、うかつにも諸君を導いてやるなどと、言ってしまったことである、今後は、舌を切られても言うまい。 - 2008/12/22
『狂雲集』:柳田訳は「風流→色好み→そんな私が→諸君を導いてやると言ってしまう」と解釈したんだろう。たしかに一休宗純には似たような主題を扱った「南坊に示す。偵。」という詩があるので、納得はできるが、ややニュアンスが強すぎないかとも思う。
補足:この詩「制戒」は「南坊に示す。偵。」のあとがきと柳田は解説している。引用しておく。
南坊に示す。偵。
勇巴、興尽きて、妻に対して淫す、狭路の慈明、逆行の心。
容易に禅を説かんより、能く口を忌め、他の雲雨、楚台の吟に任す。
