いつもラジオを聴きながら仕事をしてるんですが、むかし料理家ケンタロウの短い番組が面白かったです。たとえばこんな会話:
ケンタロウ 「きょうはエビ料理!」
アシスタント 「いまがおいしい季節です」
ケンタロウ 「エビはみんなが大好きだからね!(お得意のフレーズ)」
アシスタント 「いや、嫌いな人もいますよ」
ケンタロウ 「そうかな? エビは大人も子供もみんな好きだよ」
アシスタント 「アレルギーの人とか」
ケンタロウ 「まあそうだけど……とにかくエビはうまい!」
ただでさえラジオの料理番組は不利なのに、これくらいかみ合わないと、かなりシュール。さすがに笑いました。
最近は『SCHOOL OF LOCK!』内のチャットモンチーの番組に期待してます。ドラムの人が幕末好きらしく、番組冒頭でいきなり「おもしろきこともなき世をおもしろく」と、高杉晋作の辞世の句ではじまったりするんです。それから、ああだこうだ、ひとしきり幕末の話をして、曲紹介になる。
ドラムの人 「それでは一曲、お聴きいただきましょう。海援隊で『竜馬かく語りき』!」
曲のイントロが流れはじめる。
他メンバー 「音楽ストップ!」
ドラムの人 「なんで? うちらの目指す音楽はこれやろ?」
チャットモンチーのことは実はよく知らないんですが、若い女性が幕末トークをしたり、海援隊を聴いたり、『竜馬かく語りき』のダサい機械ドラムにツッコミを入れたり、間のいいボケをかましてる姿に、わたしのようなおじさんはキュンとしてしまうのです。
たぶん、ラジオの話はほとんどの人に通じないと思いますが、書いてみました。