『ゼルダの伝説』とゲームの巨大感

 『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』をクリアした。前作の『風のタクト』は残念だったけれど、今作はただ面白かったとしか言いようがない。ありがとう、任天堂。

 『ワンダと巨像』もそうだけれど、『ゼルダ~』は敵のボスが巨大なのがいい。わくわくするほどの巨大感なのだ。なぜわくわくするのかというと、ふつうアニメや映画などの映像表現では、ここまでの巨大感は演出できないし、感じることができないから。

 ゲームはキャラクターを自分で操作する。巨大な敵の後ろにまわったり、足元をくぐったり、近くから見上げたり、遠くから眺めたり、自由にいろいろできる。だから巨大感をあらゆる角度から、そして自分の好ましいポジションやタイミングで感じることができる。基本的にアニメや映画はそれができず、もっぱら記号化された巨大感の演出(下からあおったり、小さいものと対比してみたり)をほどこすしかない。巨大感は、キャラクターを自分で操作するゲームの利点だと思う。

ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス

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