アカギ、ついに完結……。わたしはここ半年のあいだ、毎週毎週このアニメを楽しみに生きてきたと言って過言でない。最終話は原作との兼ね合いもあって物語的な決着がつけられないとわかっていたので、見るのが怖かった。じっさい尻切れトンボな印象はあるけど、良い最後だったと思う。理屈じゃないのだ。つくり手たちの矜持を頭でなく心で受け取った。
最終話のラスト、1999年の夏に東京タワーの近くを老いたアカギが歩く場面は胸が熱くなった。オープニングでも若いアカギが歩く同じ構図のカットがあって、そこではまだ東京タワーはつくりかけだった。最終話のラストシーンでは東京タワーはすっかり完成していて、ライトで明々と照らされている。このカットを見て「ああ、終わるのだな」と実感できた。本当に面白いアニメだったと思う。続編があるかどうかわからないけど、楽しみに待っていたい。

