- 2008/09/18
山田太一のセリフには癖があって面白い。たとえば『春までの祭』の「(略)遠くから好きなだけで、なにもいっていない。もし仙台で逢えたら、好きだっていえそうな気がする。逢えたらどんなにいいだろう。いや、なんだか逢えそうな気がする。逢えそうな気持ちに、どんどん、なって来る(略)」など。 - 2008/09/18
引用した『春までの祭』のように、山田太一はときどき独白っぽいセリフを会話の中に入れる。話し相手はいるのに、誰に向けられた言葉でもない。強いて言えば自分に向けて語りかけているようなセリフ。これはかなり高度なテクニックだと思う。 - 2008/09/18
このような山田太一のセリフの癖、テクニックが最高潮に達したのが、やはり『早春スケッチブック』だろう。コミュニケーション的であったり独白的であったりする複雑なセリフを支える山崎努の演技力もすばらしかった。 - 2009/02/09
docomoのCMに出演している山崎努はもろに『早春スケッチブック』を意識してるけど、どうせなら「いますぐケータイを捨てろ!」くらい言ってほしい。そのあとに「それでもケータイが必要なら、持ったらいい」と。 - 2009/03/30
仕事までの空き時間を使って、ようやく『ありふれた奇跡』を見終わった。山田太一は枯れないなあ。年一本は連続ドラマをつくってほしい。山田太一にあれだけお世話になったTBSは動かないのか?
