ぼくらは少年演出家

『川の光』がふたつの大賞(1st Prize)を受賞!

10月29~11月2日まで、第27回シカゴ国際子ども映像祭へ招待され、シカゴに行ってきました。そこで、私の初監督作品『川の光』がアニメーション部門の子ども審査と大人審査ともに、ふたつの大賞(1st Prize)をいただきました。応援していただいた皆様にあらためて感謝したいと思います。

『川の光』の上映中、弟ねずみのチッチがおばあさんのなくした指輪を見つける場面で会場から拍手が聞こえたことと、お父さんねずみがバスから脱出する場面でワァッと笑い声につつまれたことが印象に残りました。

若手アニメーターの山下清悟さんと対談をしました

作画の時間、演出の時間、絶望の時間 山下清悟・平川哲生の対談
http://bokuen.net/interviews/yahi.html

アニメの作画や演出についておしゃべりした約4時間を9500字くらいにまとめてあります。対談をまとめてみて、あらためて彼の地頭のよさを感じました。専門的な内容なのですが、興味のある方はぜひどうぞ。

『川の光』のDVDが発売!

6月25日より、私の初監督作品『川の光』のDVDが発売になりました。

川の光 [DVD]

『川の光』がGold Camera賞を受賞!

2010年度アメリカ国際ビデオ・フィルム祭にて、私の初監督作品『川の光』がエンタテイメント部門のBest of Festivalに選ばれ、Gold Camera賞をいただきました。

くり返しになってしまいますが(何度でもくり返したいですが…)作品のスタッフ、そして視聴&応援していただいたみなさまに感謝です。

『川の光』が海外アニメーション部門の銀賞を受賞!

6月11日、12日と第16回上海テレビ祭の授賞式へ招待され、上海に行ってきました。そこで、私の初監督作品『川の光』が海外アニメーション部門の銀賞(海外动画片银奖 Foreign Animation Silver Award)をいただきました。

作品のスタッフ、そして視聴&応援していただいたみなさまに、あらためて感謝です。

第18回地球環境映像祭の監督メッセージを転載

以下は、アース・ビジョン 第18回地球環境映像祭のパンフレットに載った私の文章です。許可をいただいたのでここに転載します。英訳はほかの方がやられています。

「監督のメッセージ」
ある日、知り合いのプロデューサーから小説『川の光』を手渡された。原作者は映画評論家としても知られる松浦寿輝さんで、75分の長編アニメーションにするらしい。そして私に監督をやらないかと言うのだ。
これは無謀すぎると思った。まず、400ページ近い小説をわずか75分で描ききるのはむずかしい。それ以上に、さまざまな工程を経てつくられるアニメーションの作画しか担当したことのない私が、いきなり監督などできるわけがない。
そのプロデューサーにあいまいな返答をして、家に帰ってから原作をじっくり読んだ。ページをめくるうちに、いつしか私の中で、タータが、チッチが、お父さんが、動きはじめ、しゃべりはじめていた。
かくして、私は住み慣れた作画業から離れ、初挑戦だらけの監督業につき、数々のトラブルをスタッフの援助で乗りこえ、秋の終わりから翌春までの怒涛の作業を経て、どうにかこうにか作品の完成までこぎつけた。
テレビ放送が終わって、友人知人からたくさんの感想をいただいた。そのとき、制作中にはわからなかったが、自分が追い求めていた「川の光」はこれだったんだと思った。気づかぬうちに、私は、この物語の三匹の主人公たちと同じ道を歩んでいたのだった。

“DIRECTOR’S MESSAGE”
One day, a producer friend handed me the novel Kawa no Hikari. The original author, Matsuura Hisaki, also a renowned film critic, intended to make a 75-minute animated film based on the book – I was invited to direct it.
I thought it was crazy idea. It would take more than a challenge to retell the story of a 400-page book in just 75 minutes. I only had experience creating illustrations for animated films, which would then go through a number of different processes. It would be impossible to become a director overnight.
I avoided giving the producer a clear answer and took the book home to sit back and read. As I flipped the pages, I found Tarta, Chichi and their father moving and speaking in my mind.
This is how I bid farewell to my comfortable days as an illustrator and started out as a first-time director with numerous new challenges, pulling myself out of many messes with the help of my stuff. From the end of autumn, we tackled one task after the other and somehow managed to complete the film by the following spring.
After the film was aired on television, I received many comments from friends and piers. Although I had no way of knowing during the production of the film, I had found my “Light of the River”. I had unconsciously begun to follow the same path as the three heroes of the story.

『川の光』が子どもアース・ビジョン賞を受賞、再放送

アース・ビジョン 第18回地球環境映像祭にて、私の初監督作品『川の光』が子どもアース・ビジョン賞をいただきました。作品のスタッフ、そして視聴&応援していただいたみなさまに感謝です。

『川の光』は2010年3月16日の午後6:45~8:00に、BSハイビジョンでまたまた再放送があるそうです。去年6月の本放送から数えて、これで6回目の放送になります。ハイビジョンというだけあって今回は画質が良いらしいので、ぜひ美しい美術を見ていただきたいと思います。

川の光

twitter-log Small Talk

  • 2008/07/09
    「東大クラスタの駒場鬼太郎」
  • 2008/07/27
    「魔笛なサムシング」
  • 2008/08/05
    ディオ「俺は人間をやめるぞーッ! たぶんやめると思う! やめるんじゃないかな! ま、ちょっと覚悟はしておけ、ジョジョーッ!」
  • 2008/08/07
    マリオ「レインボーロード封鎖できません!」
  • 2008/08/11
    「鮭とボラの日々」
  • 2008/08/21
    義経「Do the 八艘!」
  • 2008/08/28
    相談者「プロ野球に入団したいんです」 北方謙三「カープに行け!」 相談者「生活用品を宅配したいんです」 北方謙三「コープに行け!」相談者「目のつけどころを変えたいんです」 北方謙三「シャープに行け!」 相談者「人生やり直したいんです」 北方謙三「ワープに行け!」
  • 2008/08/28
    女「最低のペニシストだわ」 男「そうクリトリスティックに考えるなよ」
  • 2008/08/29
    「男 do a whole 甲子園」 vs 「男 all it done」
  • 2008/09/09
    みうらじゅん「オルガスムスの言葉は宗教。日本女性は仏教の彼岸に”往く”で、欧米女性はキリスト教の Jesus “coming” soon」
  • 2008/09/10
    「ググレ、ヤス」 「へーい、お安い御用でさあ!」
  • 2008/09/30
    メーテル「鉄郎、社会の歯車になった気分はどう?」 鉄郎「最高さ、メーテル。老若男女、天才も凡人も、みんなが一丸となってこの大きな社会を動かしているんだ。ぼくもその一員になれて、とてもうれしいよ」 メーテル「……」
  • 2008/10/08
    パズー「親方!宇宙からめぐりあいが!」
  • 2008/10/13
    「コーヒーが苦手な方は、飲み口にフィルターをつけて味と香りを消す、活性炭ブラーがおすすめです」
  • 2008/10/13
    「おじいちゃん、汚い痰壷は捨てて、この痰ブラーを使いなよ」
  • 2008/10/15
    「腐女子は酵母になるのよ」
  • 2008/11/17
    「不気味の谷とかYAWARAちゃんに失礼すぎ」
  • 2008/11/17
    清太「節子!それドロップやない!」 キートン山田「それはおはじきである」
  • 2008/12/05
    「君の名は」 「せんだみつお」 「「名は名は!」」
  • 2008/12/04
    「ラーメン2.0郎」
  • 2008/12/05
    ボケ「ネタ振りしてる間に」 ツッコミ「出て行ってくれ!」
  • 2008/12/17
    「ダビデ像のダビデをどう思う?」 「ふつうの大きさ……じゃない?」 「そうだね、彫刻家は見栄をはって性器を大きくつくりがちだけど」 「うん、ダビデ像のダビデは、ダビデらしいダビデだ」 「ミケランジェロは天才だね」 「ところでミケランジェロのミケランジェロは、どうだったんだろう?」
  • 2008/12/27
    「こんな寒い日に泳ぐのか」 「寒中水泳は得意です」 「本当か」 「できます」 「Can you 水泳?」 「(ザッパーン)」
  • 2009/01/04
    「ラジバンダリは演劇ってわかる?」 「わかるよ。演じたり、ギャグ言ったり、ラジカル・ガジベリビンバ・システム!」 「詳しいね」
  • 2009/02/13
    ストリーキング牧師「アイ・ハヴ・ア・トリンプ!」
  • 2009/02/19
    「たばこを持つ手は、子どもの邪気眼の高さだった」
  • 2009/03/06
    「目には冥王、歯には覇王」
  • 2009/07/06
    「凍らせると味覚が鈍くなる。MAX COFFEEは本来、アイスにする飲料なんだ」 「な、なんだってー!」
  • 2009/07/24
    「はに丸や竜馬やお茶のような、お~い!と気軽に呼ばれるキャラを目指してます」

twitter-log 動画マンのころ

  • 2008/04/14
    動画マンのころ:私のアニメーターとしての初仕事は小池健監督『World Record(アニマトリックス)』。そのあと川尻監督『X(CLAMP原作)』、りん監督『CAPTAIN HERLOCK』をやった。線も影も多く、動画初心者にはつらい仕事だったし、じっさい稼げなかった。
  • 2008/04/14
    動画マンのころ:当時の私は、線も影も動きも少ない『デ・ジ・キャラット』に食べさせてもらっていた。昔から萌えアニメが苦手なのだけど、いま私がアニメーターをつづけていられるのは、デジコのおかげかもしれないと思う。
  • 2008/04/14
    動画マンのころ:余談。古いビルのころ、中国からマッドハウスに研修にきた人が「こんな猫の霊が憑いている会社では働けない!」とすぐに帰ってしまったそうだ。そのとき、まさか……と『デ・ジ・キャラット』のポスターをみんなで見つめた、という笑い話が残っている。

補足:私はマッドハウス出身です。

twitter-log 同居人

  • 2008/03/29
    同居人が、オシャレな都会っ子をきどる人に子供のころよくやった遊びを訊いたら「ホタテ投げ」だったそうだ。海岸に打ち上げられたホタテの殻を石切りのように海に投げる遊び。都会の子供にはできない、ぜいたくな遊びだと思う。
  • 2008/06/04
    瀬戸内寂聴を「ジャック」と呼ぶ同居人。
  • 2008/06/11
    青森出身の同居人は子供のころ、悪いことをしたらなまはげが来るぞ、と親に言われたそうだ。なまはげは秋田じゃないかと訊いたら「遠征してくるんだよ!」。これは確かに怖い。
  • 2008/07/03
    荒木飛呂彦が描いた『伊豆の踊子』の表紙を見て、同居人が「クリトリスにピアスしてそうな女だ」と言っていた。http://tinyurl.com/45f3f2
  • 2008/07/07
    青森出身の同居人が伝統的なねぶた祭りのことを話してくたので、千葉出身の私は伝統的なエレクトリカル・パレードについて話した。
  • 2008/07/07
    ねぶた祭りの巨大な張りぼては、優秀な広告塔でもあるらしい。たとえば「ソニーのところで踊ろう」とか「三菱のところが盛り上がってるよ」などと言われているそうだ。
  • 2008/07/07
    ねぶた祭りは「踊ろう」ではなく「ハネよう」と言うらしい。twitterのダイレクトメールで同居人のツッコミが入った。
  • 2008/09/23
    同居人が『邪魅の雫』を読んでいて、真壁と江藤は『ときめきトゥナイト』だと言っていた。Googleで調べたが、指摘している人は少ない。京極さんのお遊びなのかもしれない。
  • 2008/10/11
    同居人はクレイジーソルトを「レミ塩」と呼ぶ。詳しくは説明できない。
  • 2008/11/05
    帰宅した同居人が「私は生理ingだ。ロッド・スチュワートだ」などと言ってるので無視して洗いものをする。
  • 2009/01/15
    この写真のミニベロを買ったんですが http://tinyurl.com/867fco 同居人から「ミシェルやおい?色もBL(黒)だし、なんかのカミングアウト?」といじめられた。
  • 2009/07/23
    同居人は「最近の日本人女性は胸が大きくなった」と言っていたが、ピーチ・ジョン・ザ・ストアに行き、売れ筋商品の巨大なパッドを見て、その考えをあらためたらしい。意味不明だが「まだ戦後は終わってないんだ!」などと叫んでいた。
  • 2009/07/30
    クリント・イーストウッドは若いころから顔がしわしわで、老人になった現在は、むしろ顔と言うよりもしわのかたまりである。同居人は「彼は木の精だ」と言うが、なるほど言われてみるとそんな気もしてくる。
  • 2009/08/10
    同居人が「スティッチのCMを見たらオハギが食べたくなった」とか言っててわけがわからない。

伊豆の踊子 (集英社文庫) 文庫版 邪魅の雫 (講談社文庫) スティッチ! BOX1 [DVD]

Search
Feeds
Meta

Return to page top